デュアルSIMは非常に便利ですが、設定や運用を誤るとトラブルの原因にもなりますので、以下の点に注意してください。
1.古いSIMカードをそのまま使い続ける
理由:
古いSIMカードは、新しい通信規格(5Gなど)に対応していなかったり、SIMフリー端末との相性が悪かったりする場合があります。また、劣化している可能性もあります。
対策:
新しい端末に合った、最新のSIMカード(またはeSIM)を契約・発行しましょう。
2.APN設定を間違ったまま放置する
特に副回線を利用するときには確実に設定しましょう。
理由:
APN(アクセスポイント名)設定が間違っていると、データ通信ができません。
誤った設定のまま放置すると、通信ができない原因を特定しにくくなります。
対策:
各キャリアやMVNOの公式サイトでAPN設定を確認し、正確に入力しましょう。
自動設定されない場合は手動での設定が必要です。
楽天モバイルのAPN設定方法はこちら
カブアンドのAPNの設定方法はこちら【iOS】
カブアンドのAPNの設定方法はこちら【Android】
3.どちらのSIMで通信しているか把握せずに利用する
理由:
意図せずデータ通信量の少ないSIMで大容量通信をしてしまい、速度制限にかかったり、高額な通信料が発生したりする可能性があります(特に海外ローミング時)。
対策:
スマートフォンの設定で、データ通信に利用するSIMを明確に設定し、定期的に確認しましょう。
通知領域などでどちらのSIMがアクティブか確認できる場合もあります。
4.海外でローミング設定を誤って高額請求される
理由:
海外でデュアルSIMを利用する際、現地SIMと日本のSIMのデータローミング設定を誤ると、日本のSIMで高額なローミング料金が発生する可能性があります。
対策:
海外では、データ通信に利用するSIMを現地SIMに固定し、日本のSIMのデータローミングはオフにするなど、注意深く設定しましょう。
5.緊急通報(110番、119番など)にどちらのSIMが使われるか確認しない
理由:
緊急通報は、通常どちらかのSIMから発信されますが、その挙動は端末や設定によって異なる場合があります。いざという時に発信できないと困ります。
対策:
普段から緊急通報がどちらのSIMから発信されるか、端末の仕様を確認しておきましょう。
多くの端末では、アクティブな音声通話SIMが優先されます。
6.SIMカードを無理に抜き差しする
理由:
SIMトレイやSIMスロットが破損する原因になります。
特に、サイズの異なるSIMカード(microSIMとnanoSIMなど)を無理に挿入しようとすると、端末が故障する可能性があります。
対策:
正しいサイズのSIMカードを使用し、SIMピンなどを用いて慎重に抜き差ししましょう。
SIMの向きにも注意を払い、正しく挿入しましょう。
7.デュアルSIM非対応のスマホで無理に2枚挿そうとする
理由:
デュアルSIM対応でないスマホにSIMカードを2枚挿入しようとしても、動作しません。最悪の場合、端末が故障する可能性があります。
対策:
自分のスマホがデュアルSIM(DSDS/DSDV/DSDAなど)に対応しているか、事前に必ず確認しましょう。
8.データ通信と音声通話でキャリアを使い分ける際の注意不足
理由:
例えば、データはA社、通話はB社(かけ放題プランや無料通話を利用)と決めていても、誤ってA社で通話を発信してしまい、通話料金が高額になるケースがあります。
対策:
各SIMの用途(データ専用、通話専用など)を明確にし、発信時にどちらのSIMを使うか確認する習慣をつけましょう。
音声通話は、都度選択できるように設定すると間違えが少なくなります。
9.片方のSIMが圏外のまま放置する
理由:
片方のSIMが圏外のまま放置すると、そのSIM宛の着信やSMSが届かなくなります。
また圏外では、電波を探そうとするため、バッテリー消費が増える可能性もあります。
対策:
使用しないSIMは設定でオフにするか、圏外が続く場所では注意しましょう。
10.セキュリティリスクを軽視する
理由:
2つの電話番号を持つことで、それぞれに紐づくサービスやアカウントが増えます。
片方のSIMを紛失したり、不正利用されたりした場合、セキュリティリスクが高まります。
対策:
各SIMにPINロックを設定するなど、セキュリティ対策を怠らないようにしましょう。
また、2段階認証などを積極的に利用し、アカウントの保護を強化してください。
これらの点に注意して、デュアルSIMの利便性を最大限に活用してください。



